2011年02月22日

出産とハゲの関係

前頭部などの薄毛で見られるように、出産後の女性にはこの症状が多くあります。
出産後に起こるこの症状は珍しいものではなく、出産経験者の約50パーセントがこの症状で患ったことがあります。

ですから、出産後のこの症状を分娩後脱毛症と呼び前頭部などの薄毛も含めて非常に一般的な症状として広まっています。
分娩後脱毛症は出産後2ヵ月から3ヵ月で発症するケースが多く、髪の毛が非常に抜けやすくなってしまいます。

この症状は体内にある卵胞ホルモンと黄体ホルモンと呼ばれる2種類の女性ホルモンのバランスに起因しています。
妊娠中の女性はエストロゲンと呼ばれる卵胞ホルモンの分泌量が増えますが、黄体ホルモンの分泌量は減る傾向にあります。

エストロゲンは育毛促進の作用があるため、髪の毛の寿命を延ばして抜け毛のない髪の毛を育成する機能を備えています。
エストロゲンの分泌量は出産が近づくにつれて増えるため、臨月を迎えた妊婦の髪の毛には妊娠前よりボリュームがあります。

しかしながら、出産を終えるとエストロゲンの分泌は普段の状態に戻るため、寿命を延ばしていた髪の毛が一気に抜けて前頭部などの薄毛を引き起こします。
この症状は出産後およそ1年で改善されますが、それが治まらない場合は女性ホルモン以外の原因が考えられますので、専門医の診断を受けましょう。

出産後の育児は家族の力を借りて、なるべく精神的ストレスを受けないようにしましょう。



Posted by M字薄毛対策 at 08:19│Comments(0)
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